最近は少なくなってきた結納
結納ってご存知ですか。今はジミ婚とか言って、結婚式も省略されてしまう時代なので、結納をする人も少ないかもしれませんね。
結納と言うのは婚約の儀のことです。婚約式と言うのでしょうか。結婚するとふたつの家が結びついて、新しい親族となります。これを祝う儀式です。互いの家同士が贈り物をしあい、婚約したと言う約束を交わすのです。結びついて、納めあう、それが結納です。
結納ではどんなものを送りあうのでしょうか?
地域によって内容は異なるようですが、結納品の数は縁起の良いとされている奇数5、7、9だそうです。品物は目録、のしあわびの長熨斗、結納金の金包包、強い男性をイメージする鰹節の勝男節、永遠の幸せを願うするめの寿留女、子宝を願うこんぶの子生婦、白髪になるまで一緒にいられるように願う麻の友白髪、繁栄を願う扇子の末広、家庭円満のお酒の家内喜多留が主な贈り物です。
関東式、関西式、九州式などがあり、いまは略式などもあり、コンパクトな結納式ができるようにもなっているようです。婚約指輪はこの結納のときに渡すみたいです。贈り物の一つとなっているのですね。結納も形式だけのもののようですが、改めてきちんと結納したりすると、なんとなく気持ちも引き締まって、結婚するんだなっていう意識が改めてられるような気がします。
結納のお品もハッピーグッズの一つです。水引できれいに飾られた結納品はとてもきれいで由々しきものです。現代の何でも便利な時代とは正反対なその雰囲気がなんとなく幸せをもたらしてくれる感じがします。結納品には各々の意味が込められています。その意味をよく知って、ありがたく結納品をいただきましょう。
どんなことが幸せなのかは人それぞれで誰にも決めることはできません。幸せは2人で作り出すものでもありますが、周りで支えてくれる人がいることを決して忘れてはならないのです。結納はそんな大切な事を思い出させてくれる儀式でもあるのでしょう。幸せに形はなくて、それは誰にも決められなくて、でも自分で作り出していく幸せもあれば、周りの人が与えてくれる幸せもあるということなのです。
ほんの些細なことでも幸せや喜びを感じられる人であれば、人生きっとたくさんの幸せを見つけることができると思うんです。結納は今の若い人たちにとっては、ただただ面倒な事かもしれません。でも、昔から言い伝えられている事にはやっぱり意味があることだと思うんです。形式だけのとらわれる事はありませんが、これを機会に結納について、どんな意味があるのかを知るのもいいのではないでしょうか。
結婚と言うのは簡単な事のようだけれど、もっと深く大切な事だと改めて感じるのではないでしょうか。結婚式の準備って忙しいけど、やっぱり楽しくて幸せな気持ちになれると思うんです。自分が新しい家族を作るわけですから、色々な希望や夢があると思うのです。結納式はその第一歩となります。
もし、結納式をする機会がもてるのであれば、その意味をしっかりと理解し、心からの婚約を交わしましょう。それはきっと素敵な思い出にもなることでしょう。結納でいただく品もずっと心に残るグッズとなるでしょう。
結婚は二人だけのものではなく、お互いのふたつの家と家が結びついて、それぞれが新しい親族となります。これを祝う儀式が結納式です。お互いの家同士が贈り物をしあい、婚約したと言う約束を交わすのです。結びついて、納めあう、それが結納です。それぞれの家の慣わしにのっとった結納式をして、心新たに結婚式の準備を進めましょう。
結納を無事に終えたら、華やかなパーティーで結婚式を楽しんでみるのも一つの手です。別ページ(様々な種類で演出される結婚パーティーのスタイル)では様々なパーティースタイルをご紹介しています。